一光三尊仏にお参りしてきました
長野の善光寺では、一光三尊仏 御前立ち(前立本尊)のご開帳が行われています。期間は4月3日(日)から6月29日(水)。本来なら昨年が、数え年で7年に一度のご開帳の年だったのですが、コロナ禍により1年遅れとなって、前回から7年目の今年になったようです。
私は開闢(かいびゃく)大法要が行われた日の翌日、4日(月)にお参りしました。雨上がりの寒い日の夕方で参詣者は少なかったので、ゆっくりとお参りできました。
一光三尊仏は、栃木県真岡市高田の本寺専修寺(ほんじせんじゅじ)のご本尊ですから、真宗高田派にとっては大事な大事な仏さまです。宗祖 親鸞聖人が53歳のとき、夢のお告げによって善光寺から分身の一光三尊仏をもらい受けられて本尊とされたとの伝記が伝えられています。今ご開帳になっている前立ちご本尊も、秘仏一光三尊仏の分身ですから、本寺のご本尊と基本的に同じ三尊さまということになります。
翌日は、真田十万石の城下町 松代を散策し、保存・整備の行き届いた歴史の町の素晴らしさに感動して帰路につきました。第二次世界大戦の遺跡 松代象山地下壕も見学しました。
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