本堂

 以前の本堂は、嘉永7年(1854)の南海地震によって倒壊した後、慶応元年(1885)に建てられた本堂でした。9間4面、装飾完備の完全な本堂で、昭和17年(1942)の南海地震にもびくともしなかったのに、昭和20年(1945)の空襲で、書院、茶室、庫裏とともに全焼してしまいました。
 その後、仮の本堂を経て、昭和36年(1962)に鉄筋コンクリート造りで再建されたのが、今の本堂です。


山門

山門

誓元寺の登録有形文化財」のページをご覧ください。

鐘楼(山門越し)

鐘楼

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光雲殿(木越し)

光雲殿(納骨堂)

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法楽殿

 平成7年(1995)4月に勤修された「本堂再建30周年記念法会」の準備事業として、平成6年(1994)、終戦直後に建てられた仮御堂を取り壊して建立されました。
 「法楽殿」の「法楽」とは、仏の教えを信じ行ずるよろこびで、私たちが普段求める五欲(財欲・色欲・飲食欲・名誉欲・睡眠欲)が満たされて感じるよろこびを超えた、まことのしあわせを表すことばです。篤信のお同行の提言によって命名されました。
 総代会や総会の会場となるほか、お同行の皆さんが集っていただく場として使用されています。

書院

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